クレジットカード現金化の手法の一つが、新幹線の回数券を購入し、チケットショップなどで売る方法です。
個人で行える方法として高い人気を誇りますが、デメリットも大きい方法です。
さらに、今後この方法は使えなくなる可能性が高くなっています。
そんな新幹線の回数券を使った現金化のやり方や今後について、簡単に見ていきましょう。
新幹線の回数券で現金化
個人でクレジットカード現金化を行う場合、カード払いで購入したアイテムをリサイクルショップなどに持ち込み、買取をして貰う形が主流となっています。
ブランド品や人気のゲーム機は高く買取をして貰えると言われますが、持ち込むタイミングによっては想像していたよりも低い査定となってしまうことも多いものです。
それに対し、安定した査定額を期待できるのが、金券類です。
金券ショップでは買取価格がしっかりと明記されていることが多く、二束三文で買い取られたらと不安を感じる必要がありません。
ただ、クレジットカードは商品券の購入ができないことが多いものです。
そのため、ギフトカードなどを使った現金化はあまり現実的とは言えませんが、新幹線の回数券であればクレジットカードでも無理なく購入することができます。
新幹線の回数券も金券ショップでは人気のアイテムで、換金率も高く設定されています。
そのため、個人で現金化を行うのであれば、新幹線の回数券がベストと言われてきました。
しかし、カードを使って頻繁に新幹線の回数券を購入していると、クレジットカード会社から現金化をしているのではないかと疑いを持たれる可能性があります。
クレジットカードは商品を購入するためのもので、現金化目的で使うものではありません。
そのため、現金化のために回数券を購入していることが発覚すれば、規約違反となりカードの利用停止などのペナルティがかけられます。
新幹線の回数券で現金化を行う場合は、こうしたリスクを知っておくことも大切です。
新幹線の回数券がなくなる?
2022年3月末に、一部の新幹線回数券の販売が廃止されることになります。
3月末に廃止となるのは自由席タイプ、そして6月末に一部の指定席タイプが廃止という段階的な形となりますが、その中には東京・新大阪間、東京・名古屋間など需要の高い路線も含まれています。
金券ショップで高い人気を誇る新幹線の回数券ですが、買取価格は需要によっても変わってきます。
需要の低い区間しか残らないのであれば、現金化をした時に手にする金額も少なくなってしまうでしょう。
さらに、大きな問題となるのが購入に適さない地域が出てくることです。
地元発着の回数券であれば、使うために購入していると考えて貰うこともできるでしょう。
しかし、全く関係がないと思える地域の回数券を頻繁に購入していると、現金化を疑われる原因となってしまします。
こうしたこともあるため、新幹線の回数券を使った現金化は、今後ますます難しいものになっていくでしょう。
新幹線の回数券を使う以外の現金化
新幹線の回数券以外の方法で現金化をしたいという場合は、専門の業者を頼ることが有効です。
専門の現金化業者を利用するメリットは、換金率がしっかりと提示されていることです。
そのため、査定額が一定ではないリサイクルショップを使った現金化よりも、安定感があります。
さらに、素早く現金化に対応して貰えるというメリットもあります。
新幹線の回数券を使った現金化を行うためには、まず回数券を買いに行く必要があるだけでなく、購入後は金券ショップに足を運ばなければいけません。
買取の際の金額は金券ショップによって異なり、高額査定を期待するのであれば、自分の足で歩いて複数の金券ショップを梯子しなければいけない状態となることもあります。
それに対し、ネット上で現金化を行える業者であれば、店に出向く必要もなく自宅など好きな場所から現金化の手続きを行うことができます。
他の業者との比較検討も、自宅に居ながら手軽に行うことが可能です。
手続き開始から口座への振込まで5分から15分など素早く対応してくれる業者が多く、自力で現金化をするよりもスピーディーで時間が無駄になることがありません。
現金化の際に購入するのも、新幹線の回数券のように現金化を疑われやすいものではないため、カード会社とのトラブルに怯えずに済むというメリットもあります。
そのため、クレジットカードのショッピング枠を現金化したいという場合は、専門の業者の活用を考えておくと良いでしょう。
まとめ
新幹線の回数券は、クレジットカード現金化をしたい時に最適なアイテムとして高い人気を誇ってきました。
ただ、利用のリスクが高い上に、今後回数券自体がなくなっていく可能性があります。
そのため、これからクレジットカード現金化を活用したいと考えているのであれば、新幹線の回数券を利用する以外の方法に目を向けておくことがおすすめです。